クラッチ一式取付&マニュアルミッション搭載
N-CVTを降ろした状態。これからM/Tを搭載するために、クラッチ関係一式を取付。
このフライホイールのようなプレートは使用しないため取り外す。

これがフライホイール。ブレーキで言えばディスクローターのようなもの。
これを先ほど取り外した。プレートと取替る。

フライホイールを取付けるボルトは先ほどのボルトではなく、M/T用のボルトを使用すること。
ここでケチると、後で泣きを見る事になるのだ。

ボルトを再使用しない理由がコレ!
長さが違うため、規定のトルクで締め付けが出来ないのです。写真左がM/T用、右がN-CVT用。

ボルトを付ける時は写真のように、ボルトの先端にエンジンオイルを少々塗ってから、ボルトを取付ける。
これは、規定トルクで締め付ける時に全体に均等に力が掛かるようにするため。
エンジンのヘッドボルトなどのもこれと同じ原理。
締め付けは対角線状に数回に分けて、規定トルクで締め付ける。今回は
1回目1.5Kg-m。2回目6.0Kg-m3回目9.5Kg-mで締め付けました。ちなみに規定トルクは8.5〜9.5Kg-m。

次はクラッチカバー&ディスクの取付け。
その前にこのピンをフライホイールに差し込む。これはクラッチカバーの位置決めのピンなり。

こんな感じにハンマーで打ち込む。余り強く叩くと曲がったり、アタマが潰れてクラッチカバーが入らなくなる恐れがあるので
要注意。

次に登場。メンドラセット。この中から、マーチに合うメンドラを探す。
マーチに合うのは一番上の右から2番目。

こんな感じに刺さるのだ。「グサッ」
このメンドラとは、クラッチディスクがフライホイールの中心に来るようにするもの。
クラッチディスクの中心がフライホイールの中心と合っていないとミッションがすんなり載らないので、
次の日に筋肉痛になる恐れが大いにあるのです。シングルプレートならまだ目検討で合わせられますが、ツインディスクや
トリプルディスクになると絶対にこのメンドラは必要になるのです。

写真左がクラッチディスク。右がクラッチカバーなり。
クラッチディスクはブレーキで言えばパッド。クラッチディスクはブレーキで言えばキャリパーですかね。
要するに、クラッチを踏むとカバーのローターがディスクから離れ、ディスクがフライホイールから離れるので、
エンジンの動力が伝わらなくなる訳です。クラッチを離すとその逆の効果がでるので、車が動き出すと言う訳です。
誰でも知ってるって?「ソレは失礼」

フライホイールにクラッチカバー&ディスクを付けた所。まだボルトは入っていませんが。
中央に見えるのが先ほどのメンドラ。左斜め下辺りに見える小さなポッチが位置決めのピン。
ボルトを付けて締め付けていないので、クラッチカバーの羽根がこちら側に出ているのが解る。

ボルトを付け締め付けた所。メンドラは締め付けが完了してから抜くのが望ましい。
先ほどボルトを付ける前にはクラッチカバー中央の羽根が手前に反っていたのが、締め付ける事により、平らになるのが
写真でわかっていただけると思います。
クラッチディスクが減るとここの羽根が今は平らですが、ボルトを締め付ける前のように、手前側に反ってくるのです。
クラッチカバーの締め付けもフライホイール同様、数回に分けて対角線状に締め付ける。
規定締め付けトルクは2.2〜3Kg-m

いよいよM/Tを搭載。
その前に中古とはいえ汚れが目立つので、洗浄。洗浄。

1人前のヒューマンパワーで搭載完了。
SRやRBと違ってデフまで付いているのに「軽い、軽い」一人で何なく搭載できちゃいました。
次は補記類の取付け、そしてペタル&シフト関係です。
ワンポイントアドバイス
フライホイールやクラッチカバーを締め付ける時にエンジンが回ってしまって困ると言う方。
下の写真のようにミッションを取付けるボルト穴に適当なボルトを差し込んで、BOXをフライホイールとボルトの間に
噛ませれば、エンジン回転を固定できます。緩める時はBOXの向きを逆にすればOK。
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